東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)にて開催された、工務店、ハウスメーカーおよび設計・デザイン事務所のほか、建設会社、デベロッパ一、リフォーム会社など建築に関わるプロ約40,000名以上が来場する日本最大級の建築に関する専門展示会に行ってまいりました。毎年、この展示会では新しい発見があり大きな収穫があります。
今年は、
住宅の未来予想図2021-2030
~次の10年、業界の明暗を分けるのは何?~
という大変興味深い講演会に参加して時代を牽引するパネラーの方々の考え方に触れました。様々な様式の変化に混迷を呈するこの時世、これからの住宅業界のどうなっていくのかという内容でした。大きな枠組みの話ではありましたが、各専門分野での感じ方、今後の見通しが聞ける機会はそうないので勉強になりました。
リモートワークが進み住宅×仕事場の解釈が広まりつつある中、住まいの捉え方にも変化が起こってきています。また、テクノロジーを駆使した住みやすさは決して若い世代のものだけでなく、幅広い年代に今後普及していくことと見込まれます。パーソナルな住空間と、それでいて緩やかに社会との繋がりが感じられる住まいのあり方はコミュニティの認識の変化も伴ってくるものと想像されます。
こうして、大儀の仕事に対する在り方を学べる機会はとても有難く思え、刺激を受けた一日でした。
こちらは、徳島県地場産業のブースに展示されていました箪笥です。遊山箱というお弁当箱も展示されており丁寧な細工と斬新なデザインが見事に融和して目を引かれました。