世田谷区には、地区計画に基づき当該区画道路に隣する敷地の一部を区道に寄付することにより地区計画で制限されている建蔽率40%・容積率80%を指定の50-100に出来る手続きがあります。
概ね、申請者仮整備で6ヶ月ほどの時間をかけて行うことになりますが土地の有効活用を考えると積極的に考えたい制度です。
とは言え、これが中々の手間がかかります((*_*;)
打合せをし官民境界の確定を経て、現地測量後退ラインを決め分筆登記。後退部分の更地化をして、寄付にあたる土地の地中埋設物の移動、GL65㎝以上掘削しその写真を添付、埋め戻して仮整備、そこまでしてやっと寄付申請に辿り着けます。
不動産を扱ううえで、その土地が一番有効に活きる方法を考えることが結果としてより良い土地活用に繋がると願いながら今年取り組んだ案件の一つでした。