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賃貸住宅経営と計画修繕のついて

不動産における資産形成で重要なポイントになってくる修繕計画。日々業務にあたっていて、築年数が経ていても入居稼働率の下がらない魅力的な物件があります。概ね、そういった建物は第一印象から見た目良くメンテナンスされています。私の一つの判断基準は共用部の備品の整理整頓です。築古なのは経年で変えようがありませんが住まわれている皆様の共用部分が整っている、これは良い物件だなと感じます。

総務省のデータによると、民間賃貸住宅の空き家総数は約848万戸うち、約半数の約437万戸が賃貸住宅です。現在も新築賃貸住宅が年間約30万戸ペースで着工されているとなると、既存の賃貸物件も何か策を講じなければという思いになります。その中で、長期修繕計画を作成しているオーナー様は約23%にとどまり実施率となると21%という現状です。

家賃の維持、高い入居率、長期の住宅性能維持などは日頃の小さな不具合の発見そしてメンテナンス経緯があって成り立ちます。建物は人間と同じく早期発見早期メンテナンスで長持ちさせることが可能です。具体的になってしまいますが、鉄部塗装の劣化と痩せたシーリングこれを見つけたら相談した方が良いでしょう。屋根が見られるならば是非見てください。グーグルの航空地図でも以外とはっきり見えますので参考になります。

建物の事を相談できる、相手先を見つけておくと安心です。建てられた工務店さん、管理している管理会社など現状を分かっているので良いでしょう。もちろん、弊社でもご相談承ります。今までのご状況をお伺いしこれからのメンテナンスをしっかりサポートさせて頂きます。

今後、不動産賃貸経営を始めようとされている方には是非長期修繕計画も算入してほしいと思います。多数のセミナー、本でのワークシートなどありますがおススメなサイトを紹介します。excelにて作成でき詳しくガイドもございます。

国土交通省 民間賃貸住宅>計画修繕を含む投資判断について>民間賃貸住宅における計画修繕のための事例集>長期修繕計画作成時の賃貸住宅経営のセルフチェックシート

住宅:民間賃貸住宅 – 国土交通省 (mlit.go.jp)

民間賃貸住宅の計画修繕ガイドブック事例編

001339104.pdf (mlit.go.jp)