SDGsで持続可能な社会を目指す取り組みが行われています。環境に配慮した活動が提唱されていますが、×不動産だとどのようなものがあるでしょう。不動産は住まいという生活に欠かせないものを扱うからこそ、住み続けられる家、心地よく住める住宅を意識して日々取り組んでいきたいと考ます。
東京都は、住宅マスタープランを策定しCO2排出量の具体的な目標値を掲げました。都内のエネルギー消費量の約3割を占める家庭部門の削減のため、省エネルギー性能に優れた環境性能の高い住宅の普及を推進しています。
性能向上に関して、大手住宅情報社の調査結果によると、賃貸住宅検討者でも環境配慮型住宅の認知度が増しており、約2割が性能向上における家賃アップを許容しているとのことです。住宅性能を家賃回収できる新たな指標にもなってきますね。
ご自宅の外壁改修工事等でも省エネ改修促進事業補助金が各自治体で設けられていることがあります。世田谷区では世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金と題した制度がありました。現在は年度の切り替わりですので、新規制度でも続行してもらえると有難いです。
空き家を有効活用していく事も、環境配慮に該当する取り組みだと考えております。再生できる家屋はリノベーションにて生まれ変わり、権利関係を整えれば活用に繋がる不動産であればじっくり紐解く。
自社で取り組める社会活動を大枠で捉えながら日々の仕事に向き合いたいと思います。